インターネットバンキング教室
●第二話 暗号方式について

ここでは代表的な暗号方式や暗号化プロトコルについて簡単に紹介します。

(1) RSA
RSAは、1977年にR.L.Rivest、A.Shamir、L.Adelmanの3人によって考案された公開鍵暗号方式であり、考案者3人の頭文字をとって呼ばれています。
現在、世界中で最も広く使用されている公開鍵暗号方式と言われており、Microsoft、Apple、Sun、Novell等のオペレーティングシステムに組み込まれており、ハードウエアでもスマートカード(ICカード)等にも広く利用されております。

(2) DES(Data Encryption Standard)
DESは、現在の米国NIST(National Institute of Standards and Technology)が、1977年に発表した米国政府の標準暗号方式であり、民生用の暗号として初めて標準化された方式です。

(3) RC暗号(RC2,RC4、RC5)
RC暗号は、RSADSI(RSA Data Security社)が提供する共通鍵暗号方式でありSSLにおいても採用されている方式です。

(4) SSL(Secure Sockets Layer)
SSLはNetscape Communications社が提唱している暗号化プロトコルです。Netscape NavigatorやInternet Explorer等のブラウザに組み込まれているため広く使われている方式です。OSI参照モデルのトランスポート層での暗号化を実現することによりセキュリティ機能を含んだWWWの提供や電子メール、ファイル転送の実現が可能となっています。
セション鍵という共通鍵(RC4等)を公開鍵方式(RSA等)による鍵交換によって交換し暗号化通信を実現します。

SSL(Secure Sockets Layer)